ジャズ好きはボケない気がする理由その1

画像
世の中には若年性認知症が増えているという。正直なところ、心配だ。何故かというと、ニュースや映画で知っているだけではなく、実際そういう方を時々見かけるからだ。

なぜボケたくないのか。少なくても好きなジャズというものすら嫌いになる危険性があることが一つある。好きなミュージシャンの名前がわからなくなる。好きな女性ヴォーカルが誰だかわからなくなる。好きな曲名が思い出せなくなるetc,,そりゃ辛い状況になりそうだと思ってしまう。
死ぬまでボケないでいたい、最近ちょくちょく思うこの頃である。そこでボケたくないから、ジャズ好きはボケない気がすると、勝手に考えてみた。

題して「ジャズ好きはボケない気がする」


1)まず毎日音楽を聴いている。
  通勤の行き帰りが中心であるが、16000曲ほど入ったiPODを常に携帯している。
  iPHONE,iPADにも一部入れている。この曲数規模でも、まだまだ多くはないとは思うが、
  残された人生時間からみて、そう何回もローテーションできない。だから、毎日のように
  違う曲、違うアーティストを聴いている。
  常に新しいアルバムも追加している。歌詞のある歌ものは、頭の中でよく歌っているし、
  多くの有名なアドリブは口ずさむこともしている。

  つまり、日々、脳に刺激を与えているのである。
  いかに仕事がマンネリしようが、そう、プライベートで常に活性化していることは間違いない。

  つまり脳に刺激を与えているので血流がいいはずである。これはボケない大きな理由の一つだ。


2)ジャズにはテンションがある

  セロニアスモンクのピアノを最初に聴いた時、間違っているのではと思った人は多いと思う。
  単純な、ドミソの和音はない。6,7,9,10,11,13いろいろと♭#が付け足されて、えも言われぬ
  ハーモニーが生まれる。
  エンディングのコードにしても、余韻を感じさせてくれる、テンションが存在する。
  
  ここでも勝手な仮説ではあるが、
  
  ジャズ好き=テンション好き=適度な緊張感を好む=自分が飽きない何かを常に求めている
 
  つまり、好奇心旺盛な傾向がある。

  これも、ボケない重要な要素だ。

  ただ、ジャズ好きの中にも保守的な方々もいて、マイルスデイビスの50年代は聴くけど、
  60年代はね?というような方々は、少しそのテンション度合いが低い傾向があるのかもしれないが
  概ね好奇心旺盛である。


3)ジャズつながりのネットワーク

  なんとなくではあるが、ジャズが好きという共通項は、信頼をおきやすい。

  そりゃ世の中広いので、世界中ジャズ好きは善人かどうかは、わからないが、
  なんとなく、ジャズが好きな者には、悪党は少ないような気がする。
  どちらかというと、世渡りがへたで、愚直で、マナーを重んじ、個性を重んじ、
  人とも徒党をなさない。
  
  ちょうど70年代80年代のジャズ喫茶の光景がそうであった。

  他のお客様の迷惑にならないよう、一言も発せず、もくもくと珈琲を飲みながら
  高橋和己やボリスヴィアンや相倉久人などを読書しながら、大音量のジャズを聴いていた。
  いまとは全然違うが、その時代のそのDNAはいまも受け継いでいるような気がする。

  大学生の中でも、ちょっと暗めではあるが、ひとたび飲みながらジャズを語りだすと
  熱い連中が多かった。チャーリーパーカーが大好きで、留年をしたアルトの先輩や、
  ウェスモンゴメリーが好きで、留年をした先輩もいた。その理由を聴いていたら、
  「このバンドでもうちょっとやりたかったんだよ」
  単位がとれなかった強がりかもしれないが、人と人とのつながりを大切にする人間が多い。

  そんなこんな70-80年代を過ごして、いまネットの時代にきて、
  ホームページ、ブログ、mixi,Twitter,FacebookなどのSNSというものを通じて、
  多くの会ったことの無いジャズつながり友人が増えている。

  もちろん、その後ライブで会ってリアルな友人になった人も多いし、
  バンド作って、深い友人に発展しているケースもある。

  つまり、ジャズが好きな分、ジャズが好きな人も好きになるので、人とのコミュニケーションが
  毎日発生している。

  これもボケにくい理由の一つにあげれると思う。

4)アドリブが好きである

  ジャズの演奏する場合で考えてみたい。

  一流のジャズミュージシャンは、ライブで、まったく打ち合わせせずに、アドリブを展開する。
  
  ピアノが勝手に弾きはじめて、ベースはついていきながら、終わっても、なんの曲かわからない、
  なんてこともある。

  おそらく、クラシックの方々とは一線を画するところがこのあたりだ。
  クラシックの方とジャズを共演したことあるが、彼らは、譜面を見ながらアドリブをする。
  だから、何回やっても同じフレーズで、とても面白くない。

  ジャズの場合でいうと、なにしろ譜面が嫌いだから、ジャズにいったという山下洋輔さんのような
  人もいるし、私の尊敬する山本剛さんは、譜面なんかよめるわけない!と平気で言う。でも一度
  コード進行だけを見ながらの歌伴では、一瞬で高度な音楽を作り上げる。


  60代になっても、現役でばりばりやっている姿をみても、アドリブ好きはボケないなぁと
  つくづく実感する。ハンクジョーンズが91歳までばりばりだったことを見てもあきらかな気がする。 


--to be continued--
  

"ジャズ好きはボケない気がする理由その1" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント